千手観音の意味やご利益とは?【千の手で民衆を救うとされる仏様について解説】

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千の手で人々を救うとされる、観音様の中でも特に人気のある「千手観音」

仏像としてお祀りされていることも多く、漫画のキャラクターにもなっていたりするので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

しかし、容姿のインパクトが強いせいか…
「どういった仏様なのか?」
「どういったご利益があるのか?」
などはあまり知られていません。

そこで本記事では「千手観音」の意味やご利益について詳しく解説していきたいと思います。

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投稿者のプロフィール

名前:Aki
年齢:40代
出身:東京都
仕事:仏壇店勤務(勤続15年ほど)
趣味:似顔絵書き
好きな物:きりん、梨
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二児の父親です

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千手観音(せんじゅかんのん)とは?

凛Rin堂 千手観音の意味やご利益とは 千の手で民衆を救うとされる仏様について解説 千手観音とはどんな仏様? 千手観音のご利益とは

千手観音は、別名「千手千眼観自在菩薩(せんじゅせんげんかんじざいぼさつ)」とも呼ばれています。名前の通り、「千の手で生きとし生けるものすべてを漏らさず救う」とされる大いなる慈悲を表現する仏様です。

また、千の手には千の眼が付いており、その目で悩み苦しむ人を見つけては手を差し伸べる広大無限な功徳と慈悲から「大悲観音」とも称されています。

千手観音のご利益とは?

災難除け、延命、病気治癒などあらゆるご利益があるとされており、その中でも夫婦円満、恋愛成就に特に功徳があるとされています。

また、千手観音は観音の中でも功徳が大きく、観音の中の王という意味で「蓮華王」と呼ばれることもあります。そして、六観音の一つに数えられ餓鬼道に迷う人々を救うといわれています。

Aki
Aki

また、子年生まれの人の開運、厄除け、祈願成就を助けるとされます。

★守り本尊一覧
子(ねずみ)年:千手観音(せんじゅかんのん)
丑(うし)・虎(とら)年:虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
卯(う)年:文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
辰(たつ)・巳(み)年:普賢菩薩(ふげんぼさつ)
午(うま)年:勢至菩薩(せいしぼさつ)
未(ひつじ)・申(さる)年:大日如来(だいにちにょらい)
酉(とり)年:不動明王(ふどうみょう)
戌(いぬ)・亥(い)年:阿弥陀如来(あみだにょらい)

千手観音像について

凛Rin堂 千手観音の意味やご利益とは 千の手で民衆を救うとされる仏様について解説 千手観音像について

顔が11 個、腕が42 本(十一面四十二臂)で表されることが多く、四十二本の手のうち四十本それぞれが二十五の世界を救う(25×40=1,000)ことを示しています。

手には宝剣、髑髏杖、水瓶など実に様ざまな持物(じもつ)を持ち、それらで多種多様な徳を表していると言われています。

手が1000本ある千手観音像は無いの?

 1000本の手は沢山の困難を助け、願いをかなえてくれることを意味しています。しかし、一般的な千手観音像は、前述の通り42本となります。

しかし、実際に1000本の手を持つ千手観音像も「大阪の葛井寺」「奈良の唐招提寺」「京都の寿宝寺」に3体存在します。

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