「喪中見舞いでお返しを考えているけど、何を贈ろうか」
「初めての経験だから、決まり事などあるのかしら」
「間違えたことをして、先様に不快な思いはさせたくないし」
11月に入ると喪中はがきが届く方も増えてくると思います。ただ、上のようにご不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
「喪中はがきとはどういったものなのか。」
「喪中はがきが届いたらどう対応すればいいのか。」
「最適な贈り物はなにがいいのか」
をテーマに解説していきたいと思います。
急な喪中はがきが届き、悩まれている方の参考になれば幸いです❕
【投稿者のプロフィール】
喪中はがきとは
喪中はがきとは、年賀状の欠礼のお知らせであり、毎年年賀状を出している相手に対して出す手紙のことです。その年、身内に不幸があった場合に出すものであり、その期間は慶事を避け、喪に服します。
喪中はがきを出す時期は、年内に届けば問題ないものの、相手が年賀状を書き始める11月中旬~12月上旬までに届けるようにするのが一般的とされています。
喪中はがきを出す際の7つの注意点
①時候の挨拶や、安否うかがいなどの前文を省略する。
②句読点を入れないで文章を作る。
③行頭の1字下げはしない。
④故人との続柄を書き入れる。
⑤喪中はがきは自身からみて、配偶者、兄弟、直系の血族、配偶者の両親、祖父母が亡くなった場合に出す。
⑥華やかなデザインのものは避ける。
⑦はがきや切手は弔事用のものを使用する。(郵便局で購入できます)。
喪中はがきのお返しをする理由
喪中はがきを受け取った場合、返事を出すべきかどうかは関係性により異なります。遺族と近しい関係にある人は、喪中はがきを受け取ったら返事を出して、遺族に労いの言葉を届けることが一般的です。
一方で、故人や遺族と知り合い程度のお付き合いをしている人は、喪中はがきの返事を控えて遺族の負担にならないようにするのもよいでしょう。
喪中はがきへのお返し時の注意点
①遺族と近しい関係にある場合は、できるだけ早く返事を出す。
②故人や遺族と知り合い程度の場合は、返事を控える。
③返事を出す場合は、適切な文面で丁寧に伝える。
④切手代や宛名書き代などの費用は、自己負担とする。
喪中はがきのお返しにはお線香がおすすめ
喪中はがきのお返し品には、様々な物がありますが基本的には消耗品がよいとされています。例えば、お菓子・お茶などの詰め合わせやタオルなども消耗品になります。
その中でも特におすすめなのがお線香です。以下で、その理由をご説明致します。
お線香がおすすめな理由
1、保存性が高い
お線香には消費期限の記載はありません。ただ、保存状況によりますが、
一般的には約5年ほど香りなど変わらず使用できるといわれています。
そのため、食品などをお贈りし、他の方からも似たようなものを
頂いてしまった場合、「消化できず捨ててしまった」などのお話もよく伺います。
2、使用頻度が意外に多い
お線香はお仏壇の前で焚く以外にも、お墓で大量に使用されます。
一般的に、一束が約40~50本程度。これを1回のお墓参りで2~3束分
持っていくと考えると、相当な量が必要だとわかります。
日々の供養で使用される分と合わせると、意外に早く消化できてしまいます。
3、気持ちが伝わりやすい
お線香は別の記事でもお伝えしておりますが、仏様にとって大切な意味があります。故人様を思い、贈られるものとしてこれ以上の商品はありません。
また、残されたお身内の方にも、故人のために使用できるため、よりお気持ちを伝えられるのではないでしょうか。
お線香を贈らない方がいいケース
お線香は確かにお気持ちを伝えやすい商品ですが、贈るのを控えた方がよい場合もあります。一つは、先様が神道やキリスト教など仏教以外の場合は、お線香を使用しないのでお贈りしない方がよいでしょう。
2つ目は、先様がお線香を使用していないのを知っていた場合です。ご高齢者がいるご家庭では、火を使わない電池式のお線香を使っているケースも増えています。そのことを事前に知っていた場合は、お線香ではなく別のものをお贈りした方がよいでしょう。
喪中御見舞におすすめな進物線香の紹介
喪中御見舞には、香りの良いお線香を差し上げると相手様にも気持ちが伝わります。
以下では、当サイトでおすすめのお線香をご紹介致します。
宇野千代のお線香 淡墨の桜
出典:https://www.nipponkodo.co.jp/
樹齢1500年の奇跡の桜「淡墨の桜」(うすずみの桜)をイメージして作られたお線香です。
名前の由来は、山里に湧き出した春霞のように美しく咲き誇り、やがてゆっくりと淡い墨色に変わることから そう呼ばれたといわれています。
お線香の香りも、淡墨の桜をイメージして調香されており、
優しく落ち着いた香りが特徴的です。
また、煙もかなり少なく、どなたでも使いやすいため進物用としても大変人気があります。
パッケージは、有名なデザイナー「宇野千代さん」がデザインしている点も、
商品のイメージに合っていると思います。
宇野千代・・・山口県玖珂郡(現・岩国市)出身。
1921年に、懸賞短編小説「脂粉の顔」が一等で当選し作家としてデビュー。
多才で知られデザイナー、編集者、実業家の顔を持ち、また、きものデザイナーとしても活躍し、
晩年に到るまで旺盛な活動を続けた女性実業家の先駆者としても知られています。
★商品基本情報
お線香サイズ:約140mm
商品サイズ:高さ約162mm×幅約100mm×奥行約40mm
箱含む重量:約265g
内容量:約200g
燃焼時間:約25分(立てた場合)
主原料: タブ粉、香料
名香 月の花
出典:https://rosoku.kameyama.co.jp/
ひとつひとつ丁寧に描かれた、あたたかみがあり綺麗なパーケージデザイン。
12カ月12種類の花の香りを感じて頂ける、おすすめな進物線香です。
1月 「蝋梅」 寒さの中 透き通った黄色い花をつける蝋梅の やさしい甘い香り
2月 「白梅」 早春の澄んだ空気の中で 咲き誇る白梅の ほんのり甘酸っぱい香り
3月 「沈丁花」 ようやく訪れた春を告げる 沈丁花のふわりとただよう やさしい香り
4月 「しだれ桜」 春風にゆれるしだれ桜の 風情ある雅な香り
5月 「藤」 初夏の訪れを感じる藤の花の 繊細で上品な香り
6月 「梔子」 白い可憐な花を咲かせる梔子の みずみずしくほんのり甘い香り
7月 「百合」 夏の青空の下咲き誇る百合の 気品あふれる甘い香り
8月 「桔梗」 暑さの中でも凛と咲く桔梗の みずみずしさと気品にあふれる香り
9月 「金木犀」 秋の澄んだ空気にふんわりと香る 郷愁を誘う金木犀の香り
10月 「秋桜」 秋の高い空のもと 風に揺れる秋桜のようなやさしい香り
11月 「椿」 冬に彩をそえる赤い椿の 艶やかで華やかな香り
12月 「水仙」 冷たい空気に凛と咲く水仙の 清涼感のある透き通った香り
数種類の香りが入ったお線香セットは何点かありますが、12種類入った商品は初めてだと思います。
店舗でも入荷したらすぐ品切れになるほど人気です❕
★商品基本情報
お香の種類:短寸線香
メーカー:カメヤマ
香りの系統:花の香り
お香のサイズ(約):長さ13.5cm
燃焼時間(約):25分
内容量(約):20g(約55本)×12種
パッケージ:桐箱
商品サイズ(約):縦35×横19×高さ4cm
司薫 二種香
出典:https://www.nipponkodo.co.jp/
司薫は、良質な香木である「白檀」と「沈香」を使用した二種入りのセットです。
塗箱には唐草模様が入っており、高級感があります。
●司薫【白檀】
良質なインド産・インドネシア産の白檀を使用した、温かな甘味と清らかな涼味を合わせ持つ
清澄な香りが特徴です。メーカーで厳選された白檀を包み込むように、透明感のある辛味や落ち着きと安定感のある幾種類もの香原料を用い、やわらかく上品な香りに調合した逸品です。
●司薫【沈香】
高価で希少なボルネオ産沈香を使用し、力強さと華やかさ、僅かな苦味を合わせ持つ重量感のある香りが特徴です。メーカーの薫物作りの技とこだわりの薫物原料が調合されており、司薫沈香は、古より愛されてきた香木沈香を思わせる甘味が静かに漂う逸品です。
★商品基本情報
お線香サイズ:約140mm
商品サイズ:高さ359mm×幅156mm×奥行43mm
箱含む重量:約1,050g
セット内容(主原料): 司薫白檀 約35g×4箱(タブ粉、香料)/司薫沈香 約35g×4箱(タブ粉、香料)
白雲・のきば 桐箱
出典:https://shop.shoyeido.co.jp/
京都の老舗お香メーカー松栄堂の「京線香」シリーズから2種類のお線香を、ご進物向けに桐箱に詰合せた進物用線香です。
《白雲》
天空に舞う白雲の清らかさをイメージした、高級天然香料の軽やかで静かな香りが特徴。
《のきば》
軒の端(のきば)に咲く梅の香にも似た、白檀のやさしい香り。
長くお使いいただいても飽きのこない、自然な香りが特徴です。
★商品基本情報
2種/小箱各6箱/桐箱入
パッケージ外寸:325mm×195mm×40mm
お線香サイズ:135mm
清澄香樹林 短寸10把入
出典:https://www.koh.co.jp/
インド南部のカルナタカ州で栽培されている貴重な香木「白檀」を使用したお線香です。
「清澄 香樹林」はその「白檀」を香りの中心として調香し、白檀の独特な甘みの中に清涼感を加えた、
どなたでも使いやすい香りです。また、その主成分であるサンタロールは雑菌を抑えたり、気分を清涼にする効果を備えています。
★商品基本情報
お線香サイズ:約140mm
箱寸法:縦34.2×横15.8×厚み4.6cm(桐箱)
本日は「喪中お見舞いとは」「喪中お見舞いにおすすめなお線香」をご紹介させていただきました。
みなさまのお役に少しでも役立てば幸いです。
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