悟りを開いたことで有名な「お釈迦様」は、日本人になじみの深い仏教の開祖ですが「どういった仏様」なのでしょうか?
本記事では、お釈迦様と親しみを込めて呼ばれる仏様「釈迦如来」をご紹介したいと思います。
【投稿者のプロフィール】
👇以下の記事ではお釈迦様も描かれている「十三仏掛軸」について解説しています。
釈迦如来(しゃかにょらい)について
お釈迦様は、インドの釈迦族の王子として実在した人物です。生まれたときのお釈迦様は、サンスクリット語の「ゴータマ・シッダールタ」という名前を付けられました。名前の由来は「ゴータマ」に「最上の牛」が、「シッダールタ」に「目的を達成する人」という意味が込められています。
28歳で王位継承者の地位を捨て、四苦(生・老・病・死)から解放される道をもとめ、6年にわたる苦行を経てガヤー村の菩提樹の下で悟を得て仏陀となった仏教の始祖です。
お釈迦様の誕生について
お釈迦様の父母は、釈迦族の国王である「シュッドーダナ」と隣国コーリヤの執政アヌシャーキャの娘「マーヤー」という人物です。マーヤーは出産のためにコーリヤに帰ろうとしていた道中、ルンビニー園という花園に差し掛かったときに産気づき、お釈迦様を出産したといわれています。
釈迦は誕生した直後に立ち上がって7歩あるき、右手で天を、左手で大地を指差したまま「天上天下唯我独尊」と説いたといいます。
現在も釈迦が誕生したといわれる4月8日は、「花まつり」として各地でお祝いが行われています。
※花まつりは地域によって「灌仏会(かんぶつえ)や降誕会(ごうたんえ)」とも呼ばれています。
👇お釈迦様の誕生日「花まつり」について、以下の記事でも解説しております。
涅槃会(ねはんえ)とは?
涅槃会とは、お釈迦様の亡くなられた日に行われる法要のことです。「涅槃=肉体をなくすとともに悟りの境地」に入ったお釈迦様のことをしのび、亡くなったときの様子を描いた涅槃図を掲げながら行われる、仏教の三大年中行事のひとつとされています。涅槃会では、普段公開されることがない涅槃図も公開されるため、貴重な仏教美術に親しむことのできる機会でもあります。
釈迦如来のご利益について
釈迦如来は何か特化したご利益は謳われていませんが、人々を悟りに導いてくれるため「悟りを開かせることが釈迦如来のご利益」といわれています。
★悟りが開くことで効果が出るとされていること
①多くを許す事ができる
②縛りから解放される
③高次の存在に働きかける事ができる
④先のことを見通す力がつく
⑤危機回避能力が高まる
⑥精神的余裕がつく
⑦他人も自分も癒す事ができる
お釈迦様に関連した商品のご紹介
【商品名】
お釈迦様と お地蔵様 和み セット 【こけし】
【商品概要】
天然の水木を使用した、木目の暖かな質感を実感しやすい、シンプルで誰にも分かりやすいデザイン。
新生活の贈り物や、記念のプレゼントなど、あらゆるシーンでご利用いただけるひと品です。こども目線を重視して、小さなお子さまから大人まで楽しめるこけしを。小さい子供でも手に取れて木の温もりを感じる、日本の伝統に触れる。
写真のお敷物も一緒に頂ける、お釈迦様とお地蔵様の心和むセットです。
【材質】
水木(国産)
【サイズ】
お釈迦様サイズ:高さ約11×幅約5cm
お地蔵様サイズ:高さ約5×幅約5cm
楽天で購入する ¥5,500税込
商品レビューはこちら
【商品名】
極小仏像 釈迦涅槃像
【商品概要】
まるで巨大涅槃仏をそのままスケールダウンしたような、極小サイズながらたいへん趣のあるしっかりとした造作です。
飾り方はアイデア次第。
他のアイテムとの組み合わせで、様々なレイアウトを楽しめます。
身近なところにお飾りし、日々生活の励みといたしましょう。
【材質】
黄銅製
【サイズ】
高さ15mm×横37mm
楽天で購入する ¥1,650税込
商品レビューはこちら
【商品名】
釈迦如来 座像 2.0寸 総高19cm 桧木
【商品概要】
曹洞宗・臨済宗・天台宗(一部)にてご本尊とされています。
天然素材のため、木目の出方・色味に個体差がございます。
彫刻につきましては、職人による手作業の為、一つ一つ彫り具合に若干差異がございます。
ご注文の際はお祀りされるスペースとお仏像の大きさの確認をお願いいたします。
【材質】
桧木
【サイズ】
高19×幅10×奥行9.5cm
楽天で購入する ¥9,900税込
商品レビューはこちら
釈迦如来について【まとめ】
本日は多くの宗派で本尊として祀られ、お釈迦様の愛称で親しまれている「釈迦如来」についてご紹介させていただきました。
4月にはお釈迦様が誕生した日を「花まつり」と呼び。全国の寺院で催し物が開催されています。ご興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
👇以下の記事ではお釈迦様の誕生日「花祭り」について解説しています。
それでは、本記事は以上となります。最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
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